契約時に印鑑が手元にない場合もあり、日を改めてお店に伺って捺印していただくことも多くありました。
貴社の事業内容について教えてください。
弊社はスポーツ観戦が楽しめるスポーツバー・カフェに特化した検索サイト「スポカフェ」を運営しています。日本だけでなくイギリス、スペイン、ドイツなど世界中のスポーツカフェ・スポーツバーを紹介しているサイトです。
「サッカー 渋谷」などの「スポーツ名 地域」をGoogleやYahooで検索した場合、スポカフェ掲載店舗の90%が1ページ目に表示されます。大事な試合を観戦したい時、すぐに近くのスポーツバーやカフェを探すことができます。
「クラウドサイン」導入前はどのような方法で契約締結をしていましたか。
現在は「スポカフェ」に掲載していただける店舗様との間で掲載契約書を締結するために、クラウドサインを利用しております。締結件数は、現在はまだ月に10件ほどです。今後の展開強化を考えた時に10倍近い増加が予想されます。
クラウドサイン導入前は紙の契約書で合意締結していました。
利用規約のたたきを作成して確認・同意していただいてから、実際にお店に伺って契約書にサインしていただいたり、郵送で合意締結を行っていました。
契約をしようと直接お店に伺っても、お店によっては当日印鑑が手元にない場合もあり、日を改めてお店に伺って捺印していただくケースも多々ありました。
郵送の場合でも、不備があった場合に再び契約書を往復させなければならないため、状況によっては締結までに2〜3週間かかっていました。
どうやって「クラウドサイン」を知りましたか。
弊社の代表から「クラウドサインという便利な電子契約サービスがあるよ」と言われ、クラウドサインを知りました。
他社の電子契約サービスもあわせて検討しましたが、比較をした上で、操作や一連のフローがわかりやすいクラウドサインを導入することに決めました。
その他に懸念はありましたか。導入したところ、どうでしたか。
導入前は、法的な部分で不安がありました。お金が発生する契約なので、クラウドサインの契約書で法的にOKなのかどうかがわからず、根拠を確認しないと先方さんにも伝えられないという点です。
しかし、クラウドサインは法的にも契約が成立することを確認できたので、不安は払拭されました。導入してからは問題なく日々の契約業務が行えています。
「クラウドサイン」に対して、取引先の反応はいかがですか。
取引先からも「契約としてちゃんと成り立つのか」というお話はありましたが、クラウドサインの営業の方から共有いただいた、「法律ガイド」などで説明することで納得していただけました。
取引先から紙の契約でお願いしたいと言われたことは、まだありません。むしろ手続きが楽になったというお話を頂戴しています。クラウド上の手続きも増えているので、契約をクラウド上で行うことに対してもアレルギーはなかったようです。
法的な面でも、弁護士ドットコムが運営しているということで、安心していただけました。
「クラウドサイン」導入によってどのような効果がありましたか。
クラウドサインを導入してから、場所を選ばず契約を締結できるようになったことにとても効果を感じています。
導入前は本社に戻ってから契約書を確認していましたが、クラウドサインは営業で外出していても、スマートフォンで簡単に契約書を確認することができます。
タイムロスもなくなり、締結完了までの時間をかなり削減することができていると思います。
また、実際に押印してもらう必要がなくなったので、書類を郵送して往復したり、契約時に印鑑がなくて再度こちらから店舗に訪問したり、という手間もなくなりました。
今後は放送コンテンツの代理販売など様々視野にいれているので、そこでもクラウドサインを利用していく予定です。これから紙の契約書に戻すことは考えられないので、現在、紙で行っている契約についてもクラウドサインに置き換えていきたいと思っています。