貴社の事業内容について教えてください。
「Qiita」「Qiita:Team」「Kobito」などプログラマ向けのサービスを開発、提供しています。
どのサービスで「クラウドサイン」をご利用いただいていますか。
現在は主に秘密保持契約書と雇用契約書の2つの類型で利用しています。
前者については、様々な企業とやりとりをする際にコンプライアンス強化の観点から事前にきちんと秘密保持契約を締結したいと考えたことから利用するようになりました。
一連の業務の流れを教えてください。
初めて社外の方とやりとりをする際には、事前に秘密保持契約を締結する必要がありますので、打ち合わせなどの前にあらかじめクラウドサインで秘密保持契約書を送付し、双方で締結した状態で打ち合わせに臨むようにしています。
「クラウドサイン」導入前はどのような方法で契約締結をしていましたか。
正直、なかなか打ち合わせ前に秘密保持契約の締結を完了させることができずに、後巻きになっていたのが実態でした。書類のやり取りや捺印のことを考えるとどうしても1週間以上締結までにかかってしまい、ビジネスのスピードから考えると契約締結が後回しになってしまっていました。「クラウドサイン」であれば、1〜2営業日で契約締結まで完了するので、事前に秘密保持契約書の締結が出来るようになりました。
雇用契約については「クラウドサイン」導入前はどのような状態でしたか。
入社時に会社に印鑑を持ってきてもらい、手書きで記入し、捺印してもらっていました。弊社はリモートワーク制度を全社員に導入していることもあり、通常業務はほぼ全てがペーパレスなのですが、雇用契約書だけ手書きの対応が必要となっているような状態でした。
また、入社手続にはSmartHRも活用しており、SmartHRとクラウドサインの2つのサービスを使うことで完全に入社手続がペーパレスで出来るようになり、入社手続関連の業務が大幅に効率化されました。
なぜ他のツールではなく、「クラウドサイン」を選びましたか。
海外では電子署名サービスが当たり前になっていることを知っていたので、日本でもこういうサービスを使いたいと思っていたところに、クラウドサインの存在を知りました。クラウドサインは弁護士ドットコムが運営しているということもあり非常に安心感があり、すぐにトライアルを申し込み、そのまま本採用となりました。
「クラウドサイン」の便利な点、気に入っている点があれば教えてください。
宛先を複数設定して、ワークフローとして使える点が非常に便利です。また、雛形登録ができるので、契約書を作成する度にテンプレートを探してきてアップロードする手間が省けるのは助かっています。
「クラウドサイン」に対して、取引先や従業員の方々の反応はいかがですか。
書類の受信者は、もちろん手書きの署名や印鑑は必要ありませんし、クラウドサインに各自が登録する必要がなく契約の締結ができるので、非常に好評です。特に従業員からは「あまりにも楽になってビックリした」という声もありました。