御社のサービス内容について教えて下さい。
当社は、「とっておきのワクワクを、もっと身近に、すべての人に。」というミッションのもと、全国の遊び・レジャー・体験を検索・予約できるオンラインプラットフォーム「asoview!(アソビュー)」を運営しております。
地域の魅力を活かした遊び・体験の情報をより多くの方に発信することで、余暇の過ごし方の選択肢を最大化することを目指し、現在、北海道から沖縄まで全国14,000件以上の遊び・体験の情報を掲載しております。
御社の契約取引はどのような類型が多くありますでしょうか。また、そのような契約取引の中で困っている点はありましたでしょうか。
当社の場合、特に2種類の契約を多く取扱います。1点目は、企業・行政の方々との契約で、プロモーション関連業務の受託、地方創生活動に対するコンサルティングの提供等に関するものです。2点目は、「asoview!」に掲載する各種プランの紹介ページ作成業務や、「asoview!」の機能開発業務の外部委託に関するものです。
いずれも契約類型としては業務委託契約書がほとんどで、納入、報酬、知的財産権等について規定しています。その他、新たな取り組みを検討するにあたり、NDAを締結する頻度も高いです。
当社のようなベンチャー企業の場合、事業の展開が早いため、契約実務については、ただ単にこなすのではなく、締結までのスピードを追及することや、限りなく効率的に対処することが求められます。この点、紙での契約の場合には、最終合意後の製本・郵送等の事務手続に手間がかかり、さらに印紙税の負担も決して低い額ではないという性質があり、何か良いソリューションはないかと考えていました。
そのようなソリューションを探していた中で、クラウドサインはどのようなきっかけで知りましたか。
クラウドサインを知ったのは、Facebookの投稿やネットメディアの記事を見た法務担当者が、自社でも利用できないかと検討を始めたことがきっかけでした。先ほどお話しした、契約実務のさらなるスピードアップと、印紙代の削減に繋がることを知り、当社のようなベンチャー企業によく合うサービスなのではないかと考え始めました。
クラウドサインの導入を検討する上で工夫されたことはありましたでしょうか。
社内の稟議・事務手続フローとの関係で工夫しています。当社の場合、法務担当者が直接、クラウドサインを経由して契約書を送信するフローとしています。これによって、最終合意後の各案件のステータスを、法務担当者が手間をかけずに一元管理することができ、原本紛失のリスクも低減できています。
また、営業担当者から締結相手に対してクラウドサインについてのご説明をした後で、法務担当者から契約書を送信するという段取りにしましたので、スムーズに導入できたのではないかと思います。
最後に、実際にクラウドサインを利用してみて目的は達成できましたでしょうか。
印紙代の削減はもちろん、契約実務における効率化を図ることができていると思います。
契約締結のステップはビジネスを始めるための第一歩目ですが、このステップを滞りなく進めるということは非常に重要です。クラウドサインの導入によってこれが促進でき、スピード重視の当社にとってメリットは大きいと実感しています。