クラウドサイン Spring’17 の振り返りとクラウドサイン Summer’17について

2017.07.06更新

いつもクラウド契約サービス「クラウドサイン」をご利用いただきありがとうございます。4月にお知らせしていたクラウドサイン Spring’17 の振り返りとSummer’17（2017年7月～9月）のリリース予定についてお知らせいたします。

■クラウドサイン Spring’17の振り返り

Spring’17で予定をしておりました、以下の機能についてリリースが完了しております。

1.契約書作成支援機能の大幅アップデートと一括送信機能をリリース

数百〜数千枚の帳票を一括作成し、数百人〜数千人に送付することが可能になりました。

2.IPアドレス制限機能をリリース

社外からのアクセスや第三者による不正アクセスを防止し、セキュリティを大幅に向上させる「IPアドレス制限」が可能になりました。

3.書類検索機能の強化

「企業名」と「氏名」での検索が可能になりました。また、検索速度を改善いたしました。

4.外部クラウドサービスとの連携に注力

「クラウドサイン for kintone」のリリース

このアプリケーションを利用することによって、「kintone」上において 帳票作成から契約締結・保管まで
シームレスに行うことが可能になります。

「クラウドサイン for Box」のリリース

このアプリケーションを利用することによって、「Box」上において
契約書作成から契約締結・保管まで シームレスに行うことが可能になります。

その他、以下のリリースを行いました。

5.お知らせ機能

ログイン後の画面右上で細かなアップデートや機能追加についてお知らせする機能をリリースいたしました。

6.ダッシュボードの開設

ログイン後画面に「最新機能のお知らせ」、「今月の利用状況」などを確認できるダッシュボードを開設いたしました。

7.PDFの表示を鮮明化

クラウドサイン上で表示されるPDFの契約書類がより鮮明に表示されるようになり、小さな文字も読みやすくなりました。

8.送信者を書類の宛先に含めることが可能に

書類を送信する際の書類の宛先（or送信先）として、書類の送信者自身を含められるようになりました。

当初Spring’17で予定していた一部機能（英語・中国語対応、チェックボックス機能、受信者側の締結権限のパス機能など）につきましては、より利便性の高い機能開発を優先したため機能開発の優先順位を一部変更いたしました。ご期待いただいていたお客様には大変申し訳ございませんが、クラウドサインをより良いサービスに育てるべくご理解いただけますと幸いです。

■クラウドサイン Summer’17について

クラウドサイン Summer’17においては、Spring’17で予定していた一部機能に加えて以下をリリース予定でございます。

1.クラウドサインペイメント

クラウドサインペイメントは、決済事業を手がけるベリトランス株式会社および株式会社クレディセゾンとのサービス連携のもと、クラウドサインで契約を締結するのと同時に決済実行が可能になるサービスです。これにより、契約から支払いまでをクラウド上で行うことができるようになり、契約に基づく請求業務や取引先からの代金回収、与信業務を軽減します。

2.書類管理機能の強化

書類に紐づく契約締結日、契約終了日、自動更新の有無、該当部署名などのメタデータを設定する機能を搭載します。その結果、契約終了日前の通知や、より利便性の高い書類検索が行えるようになります。また、秋以降には書類分類機能や紙の契約書のデータ取り込みも予定しております。

3.セキュリティの強化

よりセキュアにサービスをご利用されたいニーズにお応えし、二要素認証を導入予定です。

4.英語・中国語（簡体字・繁体字）対応

クラウドサインから送られるメールのタイトル・本文は日本語で記述されたもののみでしたが、英語・中国語（簡体字・繁体字）から選択できるようになります。また、受信者がクラウドサインにアクセスした際のサービス上の表記も同時に英語・中国語に対応する予定です。

5.受信者側の転送機能

契約の有効性を担保するために会社から委任を受けた人物が締結をする必要があり、従来は、送信順に全ての受信者を設定してから送信する必要がありました。今後は受信者側で締結権限者に転送できる機能を用意し、適切な決裁者に締結を促すことが可能になります。送信者側が、受信者に転送を許可するか否かを設定することができる予定でございます。