Salesforce World Tour Tokyo 2017 参加レポート
2017年9月26日、27日に開催されたSalesforce World Tour Tokyo 2017に、弁護士ドットコム株式会社 クラウドサイン事業部が出展致しました。
クラウドサインブースでは、予想していた人数をはるかに上回るご訪問をいただきまして、イベント後半では、用意していたノベルティが足りなくなってしまいました。
本レポートでは、今回クラウドサインがSalesforce World Tour 2017に出展したことでわかったことや、ブーススタッフが「直接」ご来場社の方々とお話をさせていただき、気づいたことなどをご報告させていただきます。
クラウドサイン Salesforce版の登場!
Salesforceといえば、世界でNO.1シェアを誇る顧客管理ツールですが、2017年10月2日、クラウドサインがSalesforce App Exchangeに登場いたしました。
(本件に関するプレスリリースはこちら)
クラウドサインブースにお越し下さった皆様の中にも、現在Salesforce上で顧客管理をされており、そこからシームレスに「契約締結・契約状況の管理」ができるようになる【クラウドサイン Salesforce版】の機能にご興味をお持ちくださった方が多くいらっしゃいました。
クラウドサインに興味がある人はどんな部署?
クラウドサインブースにお越し下さった方々の中で、最も多かったのは【経営企画・管理部門】に所属する方々でした。
「働き方改革」を主導される立場の方が多くいらっしゃるということでしょうか。業務効率化を強化するツールの情報を主に集められていたのかもしれません。
クラウドサインは「契約業務」から「紙」と「印鑑」を不要とし、業務の簡易化と効率化を実現することができるツールです。基本的にはどんな契約書にもご利用いただけます。(一部例外についてはこちら)
したがって、色々な場面で「無駄の削減」にお役立てていただけるのですが、ブースに訪れてくださった皆様とお話をした印象だと、「弁護士ドットコム株式会社が提供するサービス」「契約業務の効率化」という言葉から、弁護士業や法務部門に特化したサービスだと思われていたということが多かった印象です。
もちろん、日々たくさんの契約書を取り扱う弁護士や法務部門の方々には、契約書の保管・管理の面などで特に利便性を感じていただけるとは思いますが、実は営業部門、マーケティング部門、人事部門、労務部門、などのありとあらゆる部署で、それぞれに合った効果の出し方があるのです。
クラウドサインに興味があるのはどんな業種?
【各種サービス】とご回答されている方々の中には、不動産業や旅行業、教育事業、飲食など幅広い業種の方々が含まれていましたので、最も大きな比率となった理由ではないかと思います。
特徴としては、「各地に多く拠点や店舗があるため、本社への書類の集約などに手間やコストがかかる」、「アルバイトなど、多数かつ入れ替わりが比較的激しいスタッフを抱えているため毎月多くの雇用関連の契約業務が発生する」、「いわゆるC向けサービスのため多くの ”個人” の方々との契約業務が発生している」など、とにかく常日頃から契約書量が多く、お困りな方が多かった印象です。
不動産業の方については、2017年10月1日に 「IT重説」が解禁されるなど、業界のIT化が進む大きな変化の中にあるという、時期的にクラウドサインのようなサービスにご興味をお持ちいただきやすいタイミングだったのかもしれません。
また、イベント開催2日目にあたる9月27日に、クラウドサインが「不動産会社向け電子契約プラットフォーム構築に向けてLIFULL HOME’Sと提携」することを発表したことが影響したようです。
【その他】を選択された方々は、IT系のサービス事業や公共事業、研究室などの学術機関など、多種多様でした。
3番目に大きな割合を占めたのが、【金融・保険・証券】業界の方々です。こちらは、少し意外な結果に見えるのではないでしょうか。とても保守的で、紙と印鑑の文化が根強く残るイメージが強いのではないかと思います。
しかし実は、ここ数年で金融業界には「フィンテック」の流れがきていることから、今までのやり方から「変革」しなくてはという意識が強くなってきているところなのです。そのため、他業界と比較しても、クラウドサインのような伝統的な商慣習を変えるツールに対する導入意欲も強く、変革の勢いがある業界となっています。
実際に、クラウドサインの既存利用者様の中には、「野村證券株式会社」様や、「株式会社クレディセゾン」様など、金融・証券業界の大手企業がいらっしゃいます。
<サービス業界のクラウドサイン導入事例(一例)>
<金融・保険・証券業界のクラウドサイン導入事例(一例)>
- 野村證券株式会社様
直感的な操作感と弁護士ドットコムが運営している安心感が決め手でした。
野村證券株式会社 経費業務企画室 エグゼクティブ・ディレクター 田中 秀和様、ヴァイス・プレジデント 飯髙 和也様 - 株式会社クレディセゾン様
選んだ決め手は、「契約にかかる時間とコストの削減」です。
株式会社クレディセゾン カード事業部 営業企画部 営業戦略グループ 吉村 真由香様
その他の導入事例は こちら
クラウドサインの「どこ」がきになる?
クラウドサインブースにお越し下さった方々は、皆様がそれぞれに、様々な課題をお持ちでしたが、それを解決する手段として、特にクラウドサインの「どこ」にご興味をお持ちいただけたのでしょうか。
当日ブースを担当していたスタッフの印象では、職種別に異なる傾向があったと感じました。
<人事・労務などを担当する職種の場合>
ー 同型の契約書類を一括作成・送信できる
ー 対面で書類の説明・手続き・回収しなくて良い
特にアルバイトや契約社員など、雇用系の書類が多く発生する企業の管理部門職の方々には、名前や日時、金額などの条件面以外が全て同じ内容の書類を、一人分ずつ作成し、一人ずつに手渡し(または郵送)し、回収するという手間を省くことができる点はとても大きな魅力であると評価いただきました。
(一括作成・送信機能についてはこちら)
<営業職の場合>
ー 製本・郵送・押印待ちなどの手間やタイムロスがなくなる
ー 郵送しないことで、契約締結までのスピードが短縮される
製本や郵送手続きなどの作業が面倒臭い上、単純作業に時間を奪われているということに強いストレスを感じる営業担当の方は多いようでした。
また、受注してからも、契約締結するまでに1〜2週間かかり、その間サービスの提供ができないという点が顧客体験を悪くしていると考えられている営業の方には、早ければ即日で契約締結できるという点が高い評価ポイントとなりました。
<経営者・役員の場合>
ー 紙じゃないから「いつでも、どこでも」契約書の確認と締結が可能
出張や打ち合わせで不在にすることで押印(決裁)が遅れるという、自分自身が取引スピード低下のボトルネックとなっていることが課題と感じられているようです
ー印紙が不要
特に、自動車などの高額な商品を取り扱う会社の経営者層の方や、それら業界を専門としたコンサルタント業の方が魅力と感じられた一面です。
最後に
Salesforce World Tour 2017に参加してみて、色々な業界、お立場の方々とお話をさせていただくことができました。
その中で、思っていた通りだったことも、意外だったこともありますが、実は一番意外だったことは、非常に自惚れた考えで恥ずかしかったのですが、今回のイベントで「クラウドサイン」を初めて知ったという方が多くいらっしゃったということです。
2017年9月に導入社数が1万社を突破したことから、クラウドサインの知名度は確実に上がってきたのだと信じておりました。
しかし、いざ直接皆様とお話してみれば、驚くほど知られていないという事実を目の当たりにしました。
クラウドサインは、古い商習慣である「紙・印鑑」文化を変え、契約をもっと「かんたん」「べんり」にすることで、世の中をもっと良くすることができるサービスであり、チームでありたいと考えています。
もし、皆様がクラウドサイン、クラウドサインチームの思いに賛同してくださいます場合、どうか応援をお願いいたします。「一緒にクラウドサインを使わないか?」と仲間を誘ってみてください。どうぞ、よろしくお願いいたします。
今回、Salesforce World Tour Tokyo 2017にてクラウドサインブースにお立ち寄りくださった皆様、貴重なお時間をいただき、ありがとうございました。
これからクラウドサインをご利用するご検討をいただける皆様、どうぞお気軽にお問い合わせください。
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