業務効率化の成功事例まとめ

RIZAP、塚田農場…入社・雇用手続きの業務効率化 成功事例6選

RIZAP、塚田農場…入社・雇用手続きの業務効率化 成功事例6選

入社手続き、雇用契約の締結…企業の人事担当者にとって、これらの業務は煩雑で時間もかかり、大きな負担となっています。特に、複数の拠点を持つ企業や、アルバイト採用が多い企業では、その負担はさらに増大します。

「クラウドサイン」は、これらの課題を解決し、入社・雇用手続きを大幅に効率化する契約管理プラットフォームです。実際、2022年4月1日~2023年6月30日までにクラウドサインを導入されたお客様67社の独自調査結果(複数回答可)によると、最初に電子化されている契約書の中でももっとも多いのが業務委託契約書、4番目に雇用契約書がランクインしています。

RIZAPグループや塚田農場を展開する株式会社エー・ピーカンパニー、Jリーグ所属のサッカーチームを運営する株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホックなど、数多くの企業がクラウドサインの導入によって入社・雇用手続きの業務効率化に成功しています。

本記事では、クラウドサインの導入によって入社・雇用手続きの効率化を実現した6社の成功事例をご紹介します。これらの事例を通して、クラウドサインがどのように企業の課題を解決し、業務効率化に貢献するのかを具体的に見ていきましょう。

※編注:この記事ではクラウドサインを導入いただいた企業様の導入事例インタビューの内容をご紹介しています。記事の内容、企業様の情報は取材当時のもので、最新情報とは限りません。

さまざまな企業の業務効率化の成功事例を読みたい方はこちらのページもチェック。

この記事はこんな方におすすめです

  • 飲食店経営企業の方、フランチャイズ店のオーナー、イベント企画制作企業の方、スポーツチーム運営企業の方、企業の人事・採用担当の方
  • 採用関連業務が煩雑で困っている方
  • 採用シーズンの残業を減らしたい方
  • 契約書の電子化をきっかけに、さまざま業務効率化を実現した企業の事例を知りたい方

月300人分の雇用契約を電子化。余裕ができ、お客様満足と残業削減を実現(株式会社エー・ピーカンパニー)

株式会社エー・ピーカンパニー 執行役員 越川 康成様(2020年)

株式会社エー・ピーカンパニー 執行役員 越川 康成様(2020年)

この成功事例のサマリー
✔「塚田農場」などの居酒屋を約200店舗運営
✔ 毎月300人の契約社員・アルバイトの採用、年に一度約4,500人の契約更新が必要だったことから人事関連業務のペーパーレス化を検討
✔クラウドサインを導入し、人事部門の業務負担を大幅に削減
✔書類の不備が減り、正確性もアップ
✔店舗の手間が減り、時間にも気持ちにも余裕ができ、お客様満足にもつながった

 

株式会社エー・ピーカンパニーは、「塚田農場」や「四十八漁場」をはじめとする居酒屋業態約200店舗を運営している会社です。

同社は2020年2月時点で契約社員やアルバイトを毎月約300人採用しており、1年に一度、約4,500人と一斉に契約を更新する必要性もありました。

人事関連業務をできるだけペーパーレスにし、省力化したいと考え、クラウドサービスの利用を考え始めました。雇用契約に限らず、さまざまな書類を電子化するのに最適なクラウドサービスを調査、検討。その結果、電子契約ツール「クラウドサイン」を導入することに決めました。

クラウドサインを導入した結果、人事部門の業務負担を大幅に減らすことができました。契約書類の専属スタッフも別の業務に就いてもらうようにしました。

そのほかにも、以下のようなさまざまな効果が得られたそうです。

得られた効果

  • 書類の不備が減った、正確性がアップした
  • 契約に関して本社と店舗がやり取りする時間が減った
  • 郵送費が削減された
  • 過去の書類の検索性がアップした

 

同社ではクラウドサイン以外にも多数のクラウドサービスを使ってシステム化を推進しています。

「クラウドサービスを使ってデジタル化、システム化することで、店舗の余計な手間が削減でき、時間に余裕ができて、かつ正確性も上がる。それによって時間も気持ちも、管理業務ではなくお客様のサービスに向けられてお客様満足と残業削減に繋がる。これはまさに働き方改革ですよね」(越川様談)

▼株式会社エー・ピー・カンパニーの詳しいインタビュー内容はこちら

月50人以上のアルバイト採用の雇用契約書を電子化。契約担当スタッフも半数以下に(株式会社ゼットン)

株式会社ゼットン 人事総務部 マネージャー 池田 和広様(2020年)

株式会社ゼットン 人事総務部 マネージャー 池田 和広様(2020年)

この成功事例のサマリー
✔関東を中心に、名古屋、岐阜、大阪、仙台に飲食店を運営
✔毎月アルバイトを50〜300人ほど採用しており、契約業務の電子化を検討
✔クラウドサインを導入し、雇用契約の担当スタッフが2.5人から1人に減った
✔7割程度だった雇用契約書類の返送率も格段にアップした

 

株式会社ゼットンは、関東を中心に、創業の地である名古屋、岐阜、大阪、仙台に飲食店を展開している会社です。ブライダル事業や、夏場時期にビアガーデンやバーベキューを提供するアウトドア事業、ハワイにある子会社を通じてレストランの運営も行うインターナショナル事業も展開しています。

同社には2020年時点で400人近くの正社員、1,500人以上のアルバイトが在籍。アルバイトの採用人数は、少ない月でも50~60人、多い月だと250~300人になっていました。

「雇用契約を締結するのに、以前は紙の契約書を1人ずつ作成していたんですけれども、その管理や回収に非常に手間がかかっていました。これを電子で処理できるものがないか探していて、クラウドサインを見つけたのがきっかけですね」(池田様談)

同社ではもともと2.5人で契約に対応していましたが、クラウドサイン導入後は担当者は1人で済むように。紙の書類だと7割程度だった返送率も格段にアップしたそうです。

得られた効果

  • 契約書の送付や回収に関わるミスがなくなった
  • 紙の使用量を減らせた
  • 契約書を作る手間、回収する手間、保管する手間が省けた
  • 担当者が早く帰宅できるようになった

 

▼株式会社ゼットンの詳しいインタビュー内容はこちら

イベントスタッフの大量の雇用契約書も一斉送信!「書類の今すぐ確認」も対応可能に(株式会社SCRAP)

株式会社SCRAP 法務弁護士 山辺哲識様(2019年)

株式会社SCRAP 法務弁護士 山辺哲識様(2019年)

この成功事例のサマリー
✔「リアル脱出ゲーム」などの体験型・参加型ゲームイベントを企画・制作
✔クラウドサインを導入し、業務委託契約書、雇用契約書などをペーパーレス化
✔契約書(請求書)を作って送るだけで、契約と同時にクレジットカードでの支払いを受けられる「クラウドサインペイメント」、過去の契約書の一括取り込みをクラウドサインが代行する「クラウドサイン SCAN」も利用
✔クラウドサイン以外にも業務効率化ツールを多数駆使している

 

株式会社SCRAPは、体験型・参加型のゲームイベントを企画・制作している会社です。ヒントをたよりに謎解きしながら目的を達成する「リアル脱出ゲーム」というブランドを2007年から始めました。

同社はクラウドサインを利用し、Web制作やデザインなど、個人のクリエイターに発注するケースでは、業務委託契約をオンライン締結しています。

「たとえば、幕張メッセでイベントを開催することになると、契約を結ぶアルバイトがいきなり300名とかに増大したりするんです。そういうときに雇用契約書をクラウドサインで一斉に送って一発で終わる、というところはすごく魅力的でしたね」(山辺様談)

さらに、結婚式の二次会の余興として「謎解きウェディング」という企画を展開する際、これに関する契約締結と請求書の送付も、クラウドサインと「クラウドサインペイメント」を組み合わせる形で使用することがあるそうです。

「『クラウドサインペイメント』は債権回収的な側面でも役に立っています。通常、料金は後日振り込みとさせていだだいているんですけど、分割で支払いたい、といった要望があるときですね。『クラウドサインペイメント』なら、お客様が使っているクレジットカードで分割払いが可能ですので、こちらとしても手間や漏れがなくなります」(山辺様談)

同社はこのほかにも、過去の契約書の一括取り込みをクラウドサインが代行する「クラウドサイン SCAN」、契約書のバージョン管理で「Hubble」、契約の進捗管理は「Trello」、チーム間の連絡は「Slack」、勤怠管理では「ジョブカン」を利用するなど、さまざまな業務効率化ツールを駆使しています。

▼株式会社SCRAPの詳しいインタビュー内容はこちら

契約書に関わる作業が半分以下に。残業もコストも減って、「すごくいいものを見つけた」(RIZAPグループ株式会社)

RIZAP株式会社 人事部 部長 葛西真嗣様、RIZAPグループ株式会社 管理本部 妹尾美奈子様(2019年)

RIZAP株式会社 人事部 部長 葛西真嗣様、RIZAPグループ株式会社 管理本部 妹尾美奈子様(2019年)

この成功事例のサマリー
✔マンツーマンのプライベートジムや英語学習などのさまざまな事業を展開
✔事業ごとに契約書のテンプレート変更が頻繁に発生することから契約書のペーパーレス化を推進
✔2019年当時で年間1,000件近い契約書類をクラウドサインでやりとり
✔残業時間が減り、契約書類に関わる作業は半分以下に

 

マンツーマンのプライベートジムとして知られているRIZAPグループ。そのRIZAP関連事業として、「RIZAP GOLF」「RIZAP KIDS」、複数名でおこなう「マッスルスタジオ EXPA」などのブランドも展開しています。これとは別に英語学習のRIZAP ENGLISH株式会社もあり、それらを傘下に置く持ち株会社がRIZAPグループ株式会社となっています。

同社は事業ごとの雇用形態のパターンが多く、事前にシステムに登録しておいた契約書のテンプレートを頻繁に変更する必要がありました。そこで、電子契約サービスの導入を推進し、クラウドサインの利用をスタート。

雇用契約や処遇改定時の条件通知書、数百名在籍している契約社員やパート社員の方の契約更新を電子化。2019年当時でトータルで年間1,000件近い数の契約書類をクラウドサインでやりとりしたそうです。

「以前は契約書類絡みの仕事で毎日夜中まで残業することもありましたが、今は確実に労働時間が減って、契約書類にかかわる作業は半分以下になりました。コストも全体的にはおおよそ半減しています」(妹尾様談)

同社ではそのほかにも、クラウドサイン導入でさまざまな効果が得られたといいます。

得られた効果

  • 残業時間削減によるコスト削減
  • 契約書の返信率もアップ
  • 契約書の送付先チェックの手間も減った

 

残業時間は本当に少なくなりましたよ。残業時間が減るなら、システム運用にかかるコストは多少上がってもいいかなと思っていたくらいです。そうしたら結果的に費用も抑えられることがわかって、すごくいいものを見つけちゃった、という気分です(笑)。ちゃんと探せば身の丈に合ったものが見つかるんだなと思いましたね」(葛西様談)

▼RIZAPグループの詳しいインタビュー内容はこちら

選手契約で国内初の電子調印式。チーム・選手の作業効率アップ(株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック)

この成功事例のサマリー
✔J2で戦うプロサッカークラブ「水戸ホーリーホック」を運営
✔2019年5月、選手との契約で国内初の電子調印式を実施
✔全国各地に散らばる選手と契約を結ぶ必要があるスポーツビジネスにおいて電子契約が欠かせない存在に

 

株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホックは、2024年現在J2で戦うプロサッカークラブ「水戸ホーリーホック」を運営する会社です。

同社は、2019年5月、ンドカボニフェイス選手との契約で国内初の電子調印式を実施しました。

スポーツビジネスにおいては、選手との契約締結時、全国各地に散らばる選手たちと契約書に関するやりとりが複数発生することが、関係者の大きな作業負荷になっていました。また、契約締結のスピードが、有力な選手確保にも重要な要因となっており、契約に関わる生産性の向上はクラブ運営に大きなメリットをもたらします。

電子署名によるオンライン・ペーパーレスで契約業務を完結、郵送費や印紙代などのコスト削減ができると考え、クラウドサイン導入に至りました。

「はじめは『これで本当にいいの!?』なんてパートナー企業様からびっくりされましたが、実際クラウドサインを使って契約締結してみると『便利でした!こちらの作業効率も上がって助かりました』なんて言葉をいただきました」(2019年、株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホック強化部長 西村 卓朗様談)

同社は茨城県内のみに留まらず様々な地域で活動をしており、パートナー企業とすぐに会えるような環境ではないため、郵送のコストや手間がなくなった点も大きな電子契約導入のメリットでした。

「東南アジアでは選手契約の電子化は一般的だと聞いています。日本でもスポーツ選手の輸出入が頻繁になる中で、ますます電子契約の存在は欠かせなくなってくると感じています」(西村様談)

▼株式会社フットボールクラブ水戸ホーリーホックの詳しいインタビュー内容はこちら

「安心して長く働ける職場」を目指し電子契約導入。3カ月に1回のペースで契約見直し可能に(BOTEJYU®Group)

BOTEJYU®Groupホールディングス株式会社 代表取締役 社長 栗田英人様、取締役 危機管理本部長 コンプライアンス担当役員 山本克三様(2019年)

BOTEJYU®Groupホールディングス株式会社 代表取締役 社長 栗田英人様、取締役 危機管理本部長 コンプライアンス担当役員 山本克三様(2019年)

この成功事例のサマリー
✔お好み焼き店「ぼてぢゅう」を運営
✔「働き方改革」が叫ばれる中、「安心して長く働いてもらえる環境を作りたい」という思いから、3カ月に1回の人事評価を実施
✔雇用契約書をペーパーレス化することで、3カ月に1回のペースで雇用契約見直しが可能に
✔チャットツールとの連携も視野に

 

ジーエフサポート株式会社を含むBOTEJYU®Groupは、元々は昭和21年、「ぼてぢゅう」というお好み焼の店から始まった大阪発祥の企業です。昭和40年には東京渋谷で初のお好み焼専門店として出店し、お好み焼の認知度を広げました。

同社がクラウドサインの導入を検討することになった背景には、「働き方改革」が声高に叫ばれ社会が著しく変化しているということがありました。

「安心して長く働いてもらえる環境を作りたい」という思いから、同社では3カ月に1回のペースで人事評価を実施し、従業員のキャリアプランの見直しを推進。キャリア制度に合わせた評価をしていたため、評価内容によっては雇用条件が変わってしまうこともありました。

同社でアルバイトやパートなどとして働く従業員は約800名(2019年当時)。雇用契約を紙で交わすのは非現実的だと考え、クラウドサインの導入を決めました。

従来は、1人当たり最大6ページにもわたる労働契約書の締結業務に数ヶ月かかることもありましたが、クラウドサインの導入後は3分の一ほどに短縮できました。

得られた効果

  • 店長や人事部の業務負担が軽減された
  • 自分たちだけで契約業務をコントロールできるようになった
  • コンプライアンスを徹底できるようになった

 

同社ではさらなる契約業務のスピードアップも視野に入れています。

「まずは雇用契約書の回収のスピードをもっと上げるところにフォーカスしたい。そのためには会社としてどのように仕組み化するか。新たにクラウドサインと連携させて、チャットツールを活用して未回収の従業員と店長に毎日通知する仕組みも考えられるでしょう」(栗田様談)

▼BOTEJYU®Groupホールディングス株式会社の詳しいインタビュー内容はこちら

入社・雇用手続きは電子契約で効率化できる

入社・雇用手続きで発生する手間やミスを削減するため、電子契約サービス「クラウドサイン」で雇用契約や労働条件通知書を締結する事例が増えています。

クラウドサインは導入社数250万社以上、累計送信件数1000万件超の実績を持ち、導入時の課題解決や運用定着化のサポートも充実しています。電子契約サービスは、契約書の作成から締結までの業務プロセスを効率的に進めることができる上、業務効率化の手段として一部の業務や部署のみでお試しでの導入がしやすいため、これから書面の電子化を検討している方のはじめの一歩としてもおすすめです。

なお、クラウドサインでは契約書の電子化を検討している方に向けた資料「電子契約の始め方完全ガイド」も用意しています。電子契約を社内導入するための手順やよくある質問をまとめていますので、電子契約サービスの導入を検討している方は以下のリンクからダウンロードしてご活用ください。

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クラウドサインではこれから電子契約サービスを検討する方に向けた「電子契約の始め方完全ガイド」をご用意しました。電子契約サービスの導入を検討している方はダウンロードしてご活用ください。

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弁護士ドットコム クラウドサインブログ編集部

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