知財バトルイベント「商標調査対決 AI vs 弁理士」開催
契約書レビュー能力でAIと人間が真剣勝負を繰り広げた「第2回契約書タイムバトル」から300日。新たなAI軍の刺客が、今度は知財のエキスパートである弁理士に戦いを挑みます。
AIが次なるバトルの相手に選んだのは「知財」
2018年のリーガルテック業界は、AI利用の本格化が始まった年でした。
中でも、11月の「第2回契約書タイムバトル」にAI軍として登場し、弁護士と熱戦を繰り広げたlegalforceの活躍は象徴的でした。その後も数々のメディアに登場、導入企業も今年に入って100社を超えるなど、日本のリーガルテックスタートアップを代表する存在となりました。
あれから300日。2019年はAIが新しく知財領域にも本格進出する年 となりつつあります。
すでに商用サービスを開始し、2018年の商標出願代理件数で1,900件超の実績を誇るToreru社の知財AIが、最難関の知財系国家資格者である弁理士たちに挑むバトルイベント「商標調査対決 AI vs 弁理士」開催です。
→ 商標調査対決 AI vs 弁理士 Powered by CloudSign
AI商標サービスToreruとプロの弁理士3名が3種目でガチバトル
今回のイベントのため、中立的な立場で問題を作成してくださったのは、ベンチャーの知財業務支援に定評のあるIP Tech特許業務法人。Toreru社AIと弁理士が、以下3種目3ステージで商標リサーチの実力を争うバトル となります。
このバトルで、AIはどんな強みを発揮してくるのでしょうか? たとえば第1試合の画像商標対決。これは実際に出願された画像商標にもっとも類似した商標を、特許庁の登録商標データベースから10分以内でサーチするバトルです。
商標は、文字・形・色等の組合せで構成されますが、たとえばカタカナ「クラウドサイン」のような文字だけで構成される商標であれば、特許庁の「J-PlatPat」で検索ボックスにキーワード「クラウド」「サイン」などを入力することで、これに似た商標の存在を調査することができます。
ところが、クラウドサインの「雲のマーク(図形)」に関する類似商標の調査となると、難易度はグッと上がります。似ている図形をデータベースから抽出する作業は、キーワード検索ではできず、あらかじめ定められた「図形等分類表(大・中・小分類表)」の分類から辿って行く必要があるためです。
この点、ToreruのAI商標エンジンでは、調査対象の図形をアップロードするだけで、特許庁が公開している出願中および登録済み商標の画像データと機械的に高速照合。分類表の区分に頼らずに、図形を図形のまま解析して類似商標を探し当てます。Google画像検索の商標版、と言えばわかりやすいかもしれません。
加えて、オペレーターが 検索結果の中から「人間の目で見ても似ている図形」を学習させることで検索精度がさらに向上 する機能も実装されています。
このようなAIの驚異的な処理能力に対し、生身の弁理士軍団がどう迎え撃つのかが見どころといえるでしょう。
2019年10月10日(木)19:00 東京カルカル渋谷で開幕
契約書タイムバトルに続き日本初の、AIと人間との知財分野での知の対決。
リーガルの世界にエンターテインメントを融合したこのイベントは、2019年10月10日(木)19:00、東京カルチャーカルチャー渋谷で開催します。今回は、観客となるみなさまがバトルに参加できる仕掛けも用意。快適な空間で観戦いただきながら、お酒やお食事を楽しむこともできます。
この実験的なリーガルエンターテインメントイベントを通じ、AI知財の最先端を体感してください。
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(橋詰)
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