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契約書作成テックの「AI-CON」シリーズとクラウドサインが連携


「リーガルテックAPIエコシステム」の第二弾は、日本の契約書作成テックのトップをひた走る「AI−CON」との連携です。

GVA TECH株式会社とクラウドサインがリーガルテックAPIエコシステムで連携

ドキュメント管理クラウドサービスのhubbleとの連携でスタートした、クラウドサインのリーガルテックAPIエコシステム構想。企業法務における契約業務を、それぞれの課題に特化したリーガルテックサービスと連携することで、さらなる進化を目指そうという考えに基づくものです。

その第2弾として、昨日、GVA TECHの契約書ドラフト・レビューサービス「AI-CON」シリーズとの連携を発表いたしました。

今回の連携について、GVA TECHの代表取締役であり、弁護士でもいらっしゃる山本俊先生より、コメントを頂いています。

「GVA TECH(ジーヴァテック)の山本です。
昨日プレスリリースで発表しました通り、弊社の展開する「AI-CON」(アイコン)シリーズが「クラウドサイン」とマーケティング連携を開始致します。
日本のリーガルテック界を牽引してきた弁護士ドットコム様とご一緒できる貴重な機会をいただきました。
強力なパートナーと共に、日本におけるビジネスをリーガルテックで加速させるべく、良いサービスを開発していきたいと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。」

リーガルテックの中でもサービス提供者が少ない契約書作成分野

日本のリーガルテックの中でもまだ参入者がきわめて少ないのが、<契約書作成>の分野です。

一般的に、契約書作成をテクノロジーで解決しようとすると

  • 日本語特有の言語処理の難しさ
  • 公開される日本語契約書情報(契約ビッグデータ)の少なさ
  • 世界からみた日本の法体系の独自性

など、障害はいくつもあります。先日リリースしたeBook「日本のリーガルテック2018-2019」でもこの分野から何社かご紹介していますが、海外サービスを含めてみても、あらかじめ法務部門が設定したひな形の一部文言を入れ替えてカスタマイズする、そんなレベルのものにとどまっているのが現状です。

そうした難しさをもろともせず、いち早く有償サービスをスタートしたのが、GVA TECHの「AI-CONレビュー」です。契約書ファイルをアップロードすることで契約条件を解析、品質を担保する弁護士レビューを経てユーザーにフィードバックするサービスを、2018年4月よりスタートしています(※「AI-CON レビュー」の提供および運営は、GVA 法律事務所が行っており、最終判定は同事務所の弁護士の責任において行われます)。

さらに9月には、自社の条件に沿った契約書を自動生成するサービス「AI-CONドラフト」ベータ版をリリースしています。

AI-CONとの連携により契約書作成→管理まで一気通貫のサービスを実現

このAI-CONシリーズによって契約交渉まで完了すれば、あとは電子署名に加えタイムスタンプ・データ保管・検索・期限アラートを含む管理機能を提供するクラウドサインの出番に。

こうして、強みを持つ二社がAPIを通じて連携することで、契約業務に一気通貫に対応できるリーガルテックサービスが実現できます。

クラウドサインは、これからもこうした有力リーガルテックプレイヤーとの提携・連携を通じ、日本のリーガルテックをユーザーにとってより便利なものにしてまいります。

(橋詰)

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