「なめらかな賃貸借契約」の実現を目指しReTechのイタンジとクラウドサインが業務提携
イタンジが提供する不動産仲介会社向けサービス「Cloud ChintAI」とクラウドサインをシステムレベルで連携。日本の不動産仲介の業界慣行にフィットしたかたちで、業務効率化を提案します。
イタンジとクラウドサインがシステムレベルで連携
2018年7月30日付、イタンジ株式会社様とクラウドサインのサービス連携について、プレスリリースを行いました。
従来の賃貸借契約の手順においては、物件確認から37条書面の交付までに、貸主、借主、不動産仲介会社、管理会社との間で、多くの電話・FAX・書面での連絡・契約に関するやりとりが発生しています。
今回、イタンジが提供する「Cloud ChintAI」と「クラウドサイン」をシステムレベルで連携させることで、これらを解消しさらなる業務効率化をご提案できるよう、開発をスタートします。
不動産仲介の効率化に実績を持つReTech企業イタンジとの業務提携
ReTechとは「Real Estate Tech(不動産テック)」のこと。この領域には、クラウドサインが手がけるリーガルテック以上に、大小数多くのプレイヤーがひしめいています。
その中で、不動産仲介会社向けに特化した、業務効率を劇的に向上させるクラウドサービスを提供しているのが、今回提携するイタンジ株式会社様です。
すでにクラウドサインをご利用いただいているお客様には、不動産仲介会社様もいらっしゃいます。しかし、賃貸借契約の締結場面だけでなく、
- マーケティング
- 仲介会社と管理会社のコミュニケーション
- 物確・内見・申込受付といった賃貸借契約の前工程
を含めた効率化を、日本の不動産業界の慣行に沿った形でご提案するために、すでにReTech業界で実績を持つパートナーと提携していくことが重要と考え、今回の業務提携に至りました。
なめらかな契約社会の実現を目指して
イタンジが掲げるミッションステートメントに、以下のような記載があります。
**MISSION 3 不動産取引をなめらかにする**
テクノロジーによって不動産業務の分業化、細分化、自動化を推し進め、
不動産取引を滑らかにすることで、世界中の人々が必用なときに、
必用な単位で使用・交換できるようにすることで、不動産の使用価値と資産価値を最大化します。
長年に渡って築き上げられた業界の構造や法制度は、一朝一夕に変わるものではありません。しかし、2017年10月に「IT重説」(参考記事:IT重説解禁+電子契約の普及による不動産賃貸借契約の変化と課題)が解禁されたように、不動産業界における契約慣行や制度は大きく変わりはじめています。
クラウドサインも、クラウド上での電子署名とユーザーライクなUI/UXにより、あらゆる契約をかんたんにしたいという思いでサービスを提供してまいりました。こうした各業界のプロフェッショナルや先駆者とも積極的に手を結び、なめらかな契約社会の実現に貢献していきたいと考えています。
(橋詰)
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