日本初のマイナ署名付ファイルダウンロード機能をリリース

2025年4月3日（木）

〜本人確認プロセスの効率化とセキュリティ強化を実現〜

いつもクラウドサインをご利用いただきありがとうございます。
この度、日本初となる「マイナンバーカード署名付ファイルのダウンロード機能」（以降、マイナ署名付ファイルダウンロード機能）をリリースしたことをお知らせします。

マイナ署名付ファイルダウンロード機能とは

マイナンバーカード搭載の署名用電子証明書で電子署名を付与された文書データ（以降、署名付ファイル）を、ダウンロードできる機能です。

これまでは、法令により署名者本人であっても署名付ファイルをダウンロードできない規制により、クラウドサイン上でしか管理できずに活用範囲も限定的でした。
ですが、2024年12月の法改正※1 でこの規制が見直されたことを受け、クラウドサインでも「マイナ署名付ファイルダウンロード機能」をリリースいたしました。
※1 総務省告示「認証業務及びこれに附帯する業務の実施に関する技術的基準」改正

ダウンロードした署名付きファイルを、以下のシーンなどで活用いただけます。

　・銀行口座開設など金融サービスにおける本人確認の強化
　　　◦公的な電子証明書によって本人の電子署名が担保された契約データを審査プロセスと連携させる　　　
　　　ことで、なりすまし防止と本人確認の信頼性を向上
　・土地の売買契約など不動産取引における登記手続きの迅速化
　　　◦ダウンロードした署名付きファイルを司法書士や法務局に提供することで、従来の書面による
　　　契約書と印鑑証明書の提出プロセスを簡略化

公的な電子証明書を必要とする企業間取引や重要契約において、本人確認や手続きにかかる手間・時間の削減が可能になります。
また、マイナンバーカード搭載の署名用電子証明書を用いて電子署名が付与※2 されているため、より高い本人確認・当人認証レベルを実現することもできます。