クラウドサインで採用しているリモート署名のバージョンアップについて
いつもクラウドサインをご利用いただきありがとうございます。
クラウドサインでは、合意したPDFファイルに対して、電子署名と一般財団法人日本データ通信協会が認定する「認定タイムスタンプ」を付与することで「いつ・誰がその文書に同意したのか」とその後改ざんがされていないことを立証しております。このたび、当社にて採用しているサイバートラスト株式会社のリモート署名サービスのバージョンアップにともない、クラウドサイン上で付与される電子署名のフォーマットおよび認定タイムスタンプ事業者が変更されることをお知らせいたします。
■概要
変更内容:
クラウドサイン上で付与される電子署名のフォーマット及び認定タイムスタンプ事業者が変更されます。
変更予定日時:
2022年6月1日〜順次リリース
変更による影響:
変更後に送信処理・同意処理がなされた書類に対して付与される電子署名の内部的な電子署名形式のフォーマット、タイムスタンプの証明書などが変更されます。
■変更の目的
可用性の向上及び、今後の性能向上・機能拡張に対応するため。
■主な変更点
・認定タイムスタンプ事業者
・内部的な電子署名形式のフォーマット
変更点 | これまで | 今後 |
---|---|---|
認定タイムスタンプ事業者 | 提供元:セイコーソリューションズ株式会社 セイコータイムスタンプサービス | 提供元:アマノセキュアジャパン株式会社 アマノタイムスタンプサービス3161 |
電子署名形式 Subfilter設定値 | adbe.pkcs7.detached | ETSI.CAdES.detached |
■変更スケジュール
クラウドサインの購入元・申し込みプランに応じて段階的に変更を実施いたします。
なお、記載のスケジュールは状況に応じて変動する可能性があります。変動する場合はクラウドサインヘルプセンターにてお知らせをいたします。
・2022年6月1日以降にご利用開始のお客様は、全て変更後の電子署名のフォーマット・認定タイムスタンプがクラウドサイン上で付与されます。
・2022年5月31日以前にご利用開始のお客様は下記表の通りです。
購入元 | プラン・サービス名 | 変更予定日 |
---|---|---|
- | フリープラン | 2022年6月1日(水) 〜 2022年6月15日(水)にかけて順次変更されます |
弁護士ドットコム株式会社 | ライトプラン コーポレートプラン スタンダードプラン ※1 | 2022年7月6日(水) |
弁護士ドットコム株式会社 | ビジネスプラン エンタープライズプラン ※1 | 2022年7月13日(水) |
クラウドサイン CXパートナー プロダクトパートナー | ライトプラン コーポレートプラン エンタープライズプラン スタンダードプラン ビジネスプラン ※1 | 2022年7月20日(水) |
弁護士ドットコム株式会社 クラウドサインCXパートナー | クラウドサイン for Gavernmentをご契約の官公庁および地方自治体 | 2022年9月7日(水) |
※1 スタンダードプラン・ビジネスプラン・コーポレートプランにはクラウドサイン MAKE クラウドサイン for Box などをご契約されている方も含みます。詳細はプラン確認画面よりご確認ください。プランの確認方法はこちらのヘルプセンターをご確認ください。
■お客様での対応に関して
変更にともなう対応:
変更にともなうサービスの停止やお客様にて必要な作業はございません。上記記載のスケジュールをもとに、当社にてお客様環境への変更作業を実施いたします。
タイムスタンプ事業者変更への対応が必要な場合:
クラウドサインに関するお客様社内のマニュアルや手順書、社外関係者への説明文書に、タイムスタンプ事業者の記載がある場合は、文書の修正および関係者へのご説明をお願いいたします。
■本件に関するよくあるご質問
Q1:タイムスタンプ事業者が変更されても問題がありませんか?
A1:問題ありません。アマノ社はセイコー社と同じく一般財団法人日本データ通信協会が認定する「時刻認証業務認定事業者」であり、2002年よりタイムスタンプサービスを提供しております。国立印刷局の電子官報などにも利用されており、実績が豊富で信頼性の高いタイムスタンプサービスです。そのため、クラウドサインで締結する書類の信頼性・完全性には影響はございません。
Q2:「商業・法人登記のオンライン申請」には影響がありますか?
A2:影響はございません。クラウドサインで締結した書類は、これまで通り商業登記に利用可能です。
Q3:変更前に送信し、変更後に同意した書類はどうなりますか?
A3:変更後の電子署名・タイムスタンプが付与されます。
Q4:変更前に付与したタイムスタンプに対して、変更後のタイムスタンプで署名の延長を行うことは可能ですか?
A4:変更前に付与したタイムスタンプの有効期限が切れる前に変更後のタイムスタンプを付与することで延長が可能です(※延長サービスの詳細は未定のため方針や手順が確定次第お客様にご案内予定です)
Q5:変更前のバージョンに戻すことはできますか?
A5:変更前のバージョンに戻すことはできません。
Q6:スケジュール表をみても自社がいつ変更されるのかわかりません。
A6:チャットサポートまたは下記の問い合わせ先まででお問い合わせください。
■本件に関するお問い合わせ先
弁護士ドットコム株式会社
クラウドサイン 運営事務局
relation@cloudsign.jp