クラウドサイン、電子契約サービスとして初となる「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(ISMAP)」に登録
弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:内田 陽介)が提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」は、「政府情報システムのためのセキュリティ評価制度(以下:ISMAP※、読み:イスマップ)」において、政府が求めるセキュリティ要求を満たしているサービスであると認定され、ISMAPクラウドサービスリストに登録されたことをお知らせいたします。
■クラウドサインにおけるデジタル・ガバメント支援の動き
官公庁および地方自治体におけるDX推進の流れを背景に、当社は、2020年10月にデジタル・ガバメント支援室を設置し、地方自治体におけるクラウドサインの導入を通じて、行政サービスのデジタル化のご支援を行なっております。
さらに、電子契約及びクラウドサインの活用にあたって、利用者側が電子署名法等の適合性を明確に判断できるよう、産業競争力強化法に基づくグレーゾーン解消制度を利用しております。これにより、2021年2月には国との契約書、請書、その他これに準ずる書面、検査調書、見積書等においても問題なく適法に利用できることを、総務省・法務省・経済産業省・財務省の各大臣より回答書を受領しました。
■ISMAP登録について
ISMAPは、政府が求めるセキュリティ要求を満たすクラウドサービスをあらかじめ評価・登録することにより、政府の利用するクラウドサービスの調達を円滑にするための制度であります。
クラウドサインでは現在、多くの地方自治体にご利用いただいておりますが、ISMAPに登録されたことで、今後官公庁を始めとしたより多くの行政機関への導入を推進していきたいと考えております。
また、ISMAPに登録されたことで、政府のセキュリティ基準を満たしているサービスとして、民間企業および一般利用者においてもより安心してご利用いただけるとともに、クラウドサインのパートナー企業の活動がより円滑に進められるのではないかと期待しております。
今後もクラウドサインは、あらゆる利用者の皆様が契約書に「クラウドサインする」。そのような契約のシーンが当たり前となるよう、時代に即した契約のかたちと信頼を築きあげ、官民における電子契約のさらなる普及に努めてまいります。
※ISMAPは、政府が求めるセキュリティ要求を満たすクラウドサービスをあらかじめ評価・登録することにより、政府の利用するクラウドサービスの調達を円滑にするための制度です。クラウドサービス事業者は、管理基準に基づいたセキュリティ対策の実施状況について外部監査及びISMAP運営委員会による適合状況の審査を受けることが要求されます。 https://www.ismap.go.jp/