「クラウドサイン」が総合行政ネットワークLGWAN-ASPへ対応。地方自治体へ電子契約の普及を加速
弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長:内田 陽介)が提供するWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」は、総合行政ネットワークから利用が可能になるLGWAN-ASPへ対応したことをお知らせします。これにより、多くの地方自治体のセキュリティポリシーに則したセキュアな環境でクラウドサインをご利用いただけます。なお、LGWAN-ASP対応となる電子契約サービスはクラウドサインが初となります。
■ LGWAN-ASP対応の背景
行政機関における手続きのオンライン化やテレワークが推進され、地方自治体では法令で義務付けられているものを除き、押印義務を廃止する見直しが進められています。
クラウドサインではこれまで、デジタル・ガバメント支援室の設置や電子署名の取扱の明確化など、地方自治体での電子契約の普及に努めてまいりました。この流れの中で、地方自治法施行規則が2021年1月29日付で改正・施行され、自治体における契約締結で電子署名を用いる際の規則が大きく緩和されました。現在では、多数の自治体で電子契約の導入や検討、実証実験が行われています。
一方、電子契約の導入を検討している自治体では、各自治体で定められた情報セキュリティポリシーやネットワークの安全性確保の観点等により、契約書をインターネット上に保存できないといった課題があげられていました。そこで、クラウドサインでは、地方自治体の組織内ネットワークを経由してクラウドサービスに接続するLGWAN-ASPにいち早く対応し、地方自治体のセキュリティポリシーに則したセキュアな環境でクラウドサインをお使いいただける環境を構築しました。
・R Cloud Proxy とは
両備システムズ社が提供するサービスで、LGWANからクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services(AWS)」をセキュアにつなげるクラウドアクセスサービス(LGWAN-ASP)
・LGWAN-ASPとは
政府専用の閉域ネットワークである総合行政ネットワーク(LGWAN)を介して、各種行政事務サービスを提供する事業者及びそのサービス
■「クラウドサイン for Government:LGWANオプション(仮称)」について
販売開始:2022年1月
提供価格:digitalgoverment@cloudsign.jpまでお問い合わせください
■ セミナー情報
地方自治情報化推進フェアオンライン2021
開催期間:2022年1月18日(火)~2月9日(水)
参加方法および最新の情報は以下をご覧ください。
https://www.j-lis.go.jp/spd/fair/fair2021_j-lis.html
クラウドサインは今後も、電子契約をご利用いただく皆様が快適に安心してお使いいただけるサービスの提供を通じて、電子契約の普及に努めてまいります。
クラウドサインについて https://www.cloudsign.jp/
クラウドサインは、「紙と印鑑」を「クラウド」に置き換え、契約作業をパソコンだけで完結できるWeb完結型クラウド契約サービスです。全てがクラウド上で完結するため、契約締結のスピード化とコスト削減を実現します。電子契約機能は、「いつ・誰が・どの契約に合意したか」を証明する厳格な電子署名とタイムスタンプを付与します。リモートワークの環境下においても契約書の証拠力を担保しながら、事業活動に重要となる円滑な契約業務を可能にします。2015年の提供開始以来、企業や自治体などで幅広く導入されている、電子契約市場No.1※の電子契約サービスです。
※ 株式会社富士キメラ総研「ソフトウェアビジネス新市場2021年版」(電子契約ツール2020年度実績)市場占有率