2021年6月新機能のお知らせと今後のロードマップ
2021年6月、エンタープライズ企業の皆様を中心にニーズが高まっている内部統制に関する新たな機能追加および既存機能の拡張の実施をお知らせいたします。
■新機能のお知らせ
(1)複数部署管理機能(2021年6月24日リリース)
複数の部署での利用を想定するお客様向けの書類管理機能です。複数部署管理機能は、大きく「グループ管理機能(メンバーグループ機能)」「書類閲覧管理機能(キャビネット機能)」「アクセス許可機能」から構成されています。また、これらの機能をご利用されるお客様は「IdP連携機能(JITプロビジョニング機能)」もご活用いただけます。
※ 本機能は「複数部署管理機能」を搭載したプランへのお申し込みでご利用いただけます。
※2021年6月24日時点では、新規でクラウドサインのご利用を開始するお客様のみへ提供となります。
・メンバーグループ機能
メンバーグループ機能は、部署やプロジェクトなど任意の単位でメンバー(クラウドサインのアカウント)をグルーピングできる機能です。下図のように、1人のメンバーが複数のメンバーグループに所属することも可能です。
・キャビネット機能
同じくクラウドサイン上の文書を、その種別(契約書、請求書等)や取り扱う部署(営業部、法務部等)など任意の単位で「キャビネット」としてグルーピングする機能です。
・アクセス許可機能
作成したメンバーグループとキャビネットを紐づけることで、メンバーの所属や閲覧対象文書の種別に応じて適切な閲覧権限を設定することが可能になります。
※複数部署管理機能の詳細は、こちらのリリースノートもご覧ください。
・IdP連携機能(JITプロビジョニング機能)
クラウドサインのアカウントがないユーザーがSSOでログインしようとした際、IdP(IDプロバイダー)から連携された情報に基づきアカウントを作成する機能です。この機能をご利用いただくことで、アカウント作成にかかる管理者の負荷を軽減することができます。なお、本機能をご利用いただくには、SSO機能および複数部署管理機能をご利用いただくことが前提となります。
※IdP連携機能の詳細は、こちらのリリースノートもご覧ください。
(2)監査ログ機能(2021年7月1日リリース予定)
管理者がメンバーの操作ログ(「いつ」「だれが」「何をしたか」が記されたファイル)をCSVファイルでダウンロード・参照できる機能です。監査ログとは、定期的に実施する「システム監査」において、サービスが問題なく運用されていることを客観的・合理的に証明する記録です。
※本機能は、7/1よりビジネスプランをご利用いただいているお客様向けにご提供を開始いたします
※監査ログ機能の詳細は、こちらのリリースノートもご覧ください。
■ 拡張された機能
メッセージ機能のON/OFF設定が可能になりました
書類送信時に受信者に向けたメッセージを入力できる機能が備わっていますが、これまでメッセージ機能を利用して誰でも自由に文章を送信できたため、契約送信相手に意図しないメッセージ内容を誤送してしまう可能性がありました。今後はチームごとにメッセージ機能のON/OFF設定ができるようになるため、セキュリティ観点においても安心してクラウドサインを導入・利用いただけるようになります。
※本機能はビジネスプラン、スタンダードプランでご利用いただけます。
メッセージ機能のOFFをご希望されるお客様は、カスタマーサクセス担当またはクラウドサインのWebサイト画面右下のチャットサポートまでご相談ください。
詳細は、リリースノートをご覧ください。
新機能に関するお問い合わせはこちらから
https://cs.cloudsign.jp/contact_newfunction
■ 今後のロードマップ
今回ご提供を開始するエンタープライズ企業向けの機能の更なる拡充はもちろんのこと、契約管理プラットフォームとして活用頂くことを支援する契約管理機能の拡充、マイナンバーカードを活用した当事者署名型電子署名の提供開始に向けて機能の拡充を進めてまいります。
※ 本ロードマップは2021年6月24日時点での予定であり、変更となる場合がございます
クラウドサインは、デジタル時代に即した新しい契約のかたちを皆さまと一緒に創り上げていくべく、今後もアップデートを重ねて参ります。
新機能に関するお問い合わせはこちらから
https://cs.cloudsign.jp/contact_newfunction