【機能改善】フリープランでの2要素認証/一部の書類情報を必須化
2020年9月・10月に、クラウドサインにおける契約締結や書類管理をより便利にする2つの機能アップデートを実施いたしましたので、お知らせいたします。
フリープランで2要素認証が利用できるようになりました
これまでクラウドサインではスタンダードプラン以上の有料プランのユーザーにのみ2要素認証の機能を提供しておりました。しかし、2020年9月4日総務省・法務省・経済産業省より発表された「利用者の指示に基づきサービス提供事業者自身の署名鍵により暗号化等を行う電子契約サービスに関するQ&A(電子署名法第3条関係)」を踏まえて、電子文書の作成名義人の意思に基づき行われたと認められるうえで重要と考えられる「2要素認証機能」をフリープランを含むすべてのお客様に提供する運びとなりました。
これにより、フリープランでクラウドサインを利用する個人のユーザーが契約相手である場合においても、電子署名法第3条の推定効が認められうる契約を締結する選択肢をとれるようになります。
2要素認証の設定方法についてはこちらをご覧ください。
なお、2020年内を目処に、「契約相手に対して2要素認証またはIdP認証をしたうえでの同意をリクエストできる機能」を提供する予定です。今後もお客様が法的・技術的に安心してお使いいただける電子契約サービスの提供に努めてまいります。
ユーザー定義の書類情報を必須項目として設定可能となりました
クラウドサインでは、契約書の管理をしやすくすることを目的として、書類を送信する際に、契約締結日・契約期間・自動更新の有無・取引金額等の「書類情報」を入力することができます(※1)。また、標準で用意された書類情報に加えて、お客様独自の「ユーザー定義の書類情報」を設定することができました。
このたび、ユーザー定義の書類情報を【必須項目】として使用できるようになりました。
これにより、決裁システムや社内規定の都合で、契約書の送信段階で必ず入力してもらいたい項目がある場合でも、メンバーによる入力漏れを防ぎ、契約書の管理をより適切に行うことが可能になります。
設定方法については、こちら をご覧ください。
【必須項目】と設定された項目は、書類の送信時に入力しなければ送信を完了することができなくなります(※2)。
一度必須項目として設定した場合でも、後でいつでも任意項目に戻すことが可能です。
※1 スタンダードプラン以上のお客様に限り、書類情報の入力・確認が可能です
※2 一括送信機能、WebAPIによる送信は除きます